密葬にて、まずは近親者のみで故人の葬儀を執り行い、後日、関係者を招き、社葬を執り行う。
密葬とせず、葬儀自体に関係者を招き、社葬として執り行う。
『○○○○儀 本葬』あるいは『○○○○儀 お別れの会』と称して関係各社への案内状などを告知している。
『○○○○儀 合同葬』あるいは、
『○○○○儀 本葬』と称するケースが多い。
社葬(お別れの会)を行う会場として、都内であれば青山葬儀所や増上寺内の光照殿などの大規模式場や、飲食を提供するホテルという選択肢もある。
■大規模式場を利用した場合、参会者とゆっくり話のできる時間は少ないが、参会者に飲食を振る舞うことが無いケースが多いため、経費の軽減につながる。
■ホテル利用は、飲食を振る舞うことが前提のため、その分の経費は掛かるが参会者とゆっくり接待が可能。
大規模式場を利用することになる。
※ホテルの場合、ご遺体を安置することができないため。
会場の設定にあたっては、会場キャパシティー、駐車場の確保など、参列者のおおよそ人数を考慮する必要がある。また、アクセス面を配慮して得意先が集中するエリアに会場を設定することもある。
まず密葬にて遺族が故人の意向に沿って何れかの宗教で葬儀を行うが、故人がどの宗旨にも依存していなかった場合は、無宗教形式にて 執り行うこともある。会社行事としての社葬は対外面を考慮し、宗教色を出さず無宗教形式にて執り行う場合が多い。
故人を送り出すための葬送儀礼(葬儀)としての儀式を含んでいるため宗教形式は、故人の宗旨に沿って執り行うケースが多い。
左記同様、故人がどの宗旨にも依存していなかった場合は、無宗教形式にて執り行うこともある。
密葬後、おおむね1ヶ月前後は準備期間を設ける。 その理由は・・・
■会社行事とのバッティング回避
■弔辞者等の予定配慮
■案内状の発送による参列人数の把握
■パネル等の制作期間
■社葬直前(最終打合せ等)・直後(挨拶回り)の役員、幹部、従業員の業務調整
およそ5日~7日は期間を設けることが多い。
※湯灌やエンバーミングなど、ご遺体の状況により処置を施し保存状態を保つ。
詳細は当センターとの打合せによりご説明することとし、社葬(お別れの会)・合同葬に向け、各実行委員(係員)が必要となる。
葬儀委員長 (お別れの会委員長) |
・・・次期代表者。グループ会社の場合は適任関係役員をたてることが多い。
また、関係官公庁・団体・企業などに引き受けていただくこともある。 |
実行委員長 |
・・・実働面での実質的リーダー。
受付係・来賓係・各所案内など各部署との調整や連絡・指示を担う。 |
実行委員 |
・・・社葬当日、各セクションにて受付・会計・来賓案内等の対応。 |
※会場により実行委員の人数は異なるため、詳細は別紙資料よりご相談。
密葬を遺族が負担し、後日行う社葬(お別れの会)を会社が負担するケースが多い。
会社側の経費負担の決定は、会社規定に準じるものや、臨時役員会により取決める。
遺族・親族の飲食費、棺や宗教者への御礼・火葬費用といった故人や親族側に直接関係する経費を遺族が負担し、それ以外を会社が負担するケースが 多く取られるが特に決まりはないため、会社しての意向を遺族に伝え取決める必要がある。
なお遺族側が全ての経費を負担することもある。その場合、会社側は当日の受付や会計、参列者の接待など実働面での対応を会社側が担う。
上記では今回、社葬(お別れの会)・合同葬を運営するのが初めてのご経験となるであろう総務部、または人事部の担当者様にむけ解説して参りました。
すでにご経験のある方は、あらためて再確認のご説明になれば幸いです。いずれにしても、社葬は様々なことを考慮し、準備・手配していかなければなりません。
また、本ページでは紹介しきれていない取決め事項も多々ございますので、まずは一度お問合せの上、ご相談ください。
当センターの大規模葬儀の精通スタッフが全力でサポートいたします。
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