(単位:万円) |
全体 |
北海道 |
東北 |
関東A |
関東B |
中部A |
中部B |
近畿 |
中国 |
四国 |
九州 |
葬儀一式費用 |
142.3 |
164.7 |
139.8 |
122.4 |
140.1 |
171.6 |
142.8 |
74.9 |
125 |
118.3 |
170.6 |
飲食接待費 |
40.1 |
41.2 |
37.7 |
21 |
53.5 |
74.5 |
22.3 |
18.3 |
30 |
18.5 |
26.5 |
寺院の費用 |
54.9 |
54.2 |
68.8 |
34.1 |
68.4 |
48.3 |
59.7 |
49.4 |
41.7 |
39.9 |
44.2 |
葬儀費合計額 |
231.0 |
194.2 |
282.5 |
200.8 |
256.3 |
252.5 |
247.4 |
182 |
176.5 |
149.5 |
215.7 |
<財団法人>日本消費者協会 第8回『葬儀についてのアンケート調査』報告書 (平成19年)
※関東Aは茨城県・栃木県・群馬県・千葉県、関東Bは埼玉県・東京都・神奈川県
※中部Aは新潟県・富山県・石川県・福井県、中部Bは山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県
※各項目の金額は平均額で、これらの合計と葬儀費用合計とは一致しません
上記の図からも推測されるとおり、
「各調査機関のサンプル数」や「地域差」、 「葬儀社の自社平均費用の違い」などから 葬儀の平均費用、一般的な相場を判断することは難しいのが現状です。
積み重なれば大きな金額になるのが、葬儀費用です。 祭壇や宗教者などの高額費用にのみ注視してませんか?
だからこそ、視点を間違えないで下さい!!
では、どういったことをふまえて葬儀費用を決めていけばいいのか?
●(葬儀を検討されている)ご本人や故人様の意向を尊重する
●(葬儀を検討されている)ご本人や故人様を中心に内容を吟味する
ご逝去された方が、どのような葬儀を望んでいたのか、またはご自身の葬儀について ご検討されているなら、どんな葬儀を行いたいのかを考えるのが先決であり最も重要です。 このことは葬儀費用に限らず、宗教形式やお仏壇、墓地、遺産整理など 葬儀に関すること全般に言えることです
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
祭壇一式 |
40万円~ |
会葬供養品 |
500円~ |
式場使用料 |
15万円~ |
寝台車 |
1,800円~ |
会葬礼状 |
80円~×枚数 |
通夜料理 |
3,000円~×人数 |
ドライアイス |
8,000円~ |
霊柩車 |
2,500円~ |
遺影写真 |
2万円~ |
告別式料理 |
3,000円~×人数 |
供花(生花) |
15,000円~ |
棺 |
5万円~ |
写真額 |
5,000円~ |
飲物 |
500円~×人数 |
マイクロバス |
30,000円~ |
|
|
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
枕花 |
1万円~ |
写真撮影 |
8万円~ |
ハイヤー |
20,000円~ |
供物 |
1万円~ |
装飾花 |
2万円~ |
記録映像 |
10万円~ |
法要供養品 |
2千円~ |
内装費 |
5,500円~ |
回転提灯 |
1万円~ |
演奏 |
5万円~ |
当日返し |
2千円~ |
外装費 |
2万円~ |
湯灌 |
8万~ |
貸し寝具 |
5,000円~ |
エンバーミング |
15万~ |
人件費 |
3万円~ |
着付け |
8,000円~ |
ガードマン |
24,000円~ |
レンタル衣装 |
1万円~ |
|
|
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
火葬料 |
59,000円~ |
休憩室利用料 |
23,220円~ |
骨壷 |
13,716円~ |
待機時飲食費 |
432円~ |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
項目 |
金額 |
火葬料 |
58,300円~ |
休憩室利用料 |
10,400円~ |
骨壷 |
6,000円~ |
待機時飲食費 |
420円~ |
※上記、葬儀費用の内訳金額は、各葬儀社の提示金額や各項目の内容、地域等により金額は異なります。
目安としてご参考になさって下さい。
例えば、葬儀費用の打合せで葬儀屋さんから見せられたカタログの中から、 胡蝶蘭を使用した、白色中心でボリュームのあるお花の祭壇を選択したとします。 けれど故人様はご生前中、ピンクのバラやその季節に咲く花を好んでいたならば、 高コストである胡蝶蘭でなくとも、お好きであったピンクのバラを使って差し上げるほうが 故人様の意向も反映でき、中心に構える祭壇がシンプルでも、ポイントで祭壇周辺にその季節に咲かせるお花を 飾って差し上げれば、寂しい仕上がりにはならず故人様も喜ばれるのはないでしょうか? このように故人様の中心に考えていくことが、時に数万、数十万の経費軽減につながることもございます。
基本的にお戒名はご先祖に敬意を払い、ご先祖より高格な戒名を頂くことはございません。
ご先祖と同格、または低格な戒名を授かるのがよろしいかと思います。
一部の葬儀社・宗教者ですが、「うちは院号戒名で150万ですよ。しかも通夜・告別式の読経も入ってます」など ご先祖の戒名について喪主様やご遺族になんらお聞きすることなく、一方的な提示もありますので基本的な知識を持ってご対応ください。 また安易に「先祖は院号戒名だから今回も同格の戒名にしよう・・・」と決め付けてしまわぬようご留意ください。 どちらかの檀家様である方は別として、近年では「お坊さんに読経をお願いして故人を供養してもらいたいが、 戒名は授からず、俗名でかまわない」とのお話もよくお聞きします。
大切なことは、やはり故人様はどう望まれていたのかになります。
ご生前中に戒名について思入れがあったり、 頻繁にお寺に出向かれていた等、故人様の日々の生活スタイルを思い起して下さい。
飲食について、まず何名様分ご用意させるのか?
内訳として①親族分②参列者分③受付・会計などのお手伝い・係員分が考えられます。
①と③は残り物をお召し上がりになるのは失礼になりますので基本的には人数分ご用意しておく必要があります。
②ですが参列者も全員が食事会場にお立ち寄りになるわけではありません。お時間の都合でお参りが済んだら すぐご退場されるケースもありますし、立寄られてもお腹いっぱい召し上がるわけではなく少し召し上がり 喉をうるおす程度ですから、参列者全体の6割くらいのご用意あればよろしいかと思います。
数量が決まったとこで、次はお食事の内容です。
お通夜でご提供する食事についてですが、やはり摘み易い「お寿司」・「サンドイッチ」などはよく出ますが 取り分けにくいオードブルや天婦羅など冷めてしまうお料理等は、どうしても残ってしまうケースも見受けられます。
最近では参列者へお好きなものをお取分けできるようビュッフェスタイルを実施したり、温かいお料理を提供する飲食業社さんもいます。 しかし、葬儀屋さんからしますと、メインは祭壇・棺など葬儀そのものになりますので、中々お食事中心の心遣いをしてくれるところは、限られてしまいます。
故人様は生前中、ご家族との旅行された時は、ふんぱつして美味しい料理を召し上がっていたのではないでしょうか。
お食事会などに行かれた際、お食事の感想など後で話題になったこともあるのではないでしょうか。
第3者的立場として当ホームも、美味しかったと満足頂けるお食事を皆様に提供できるよう心掛け、数量や内容に関しても 的確なアドバイスをさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
葬儀費用を構成する項目の1つに車両経費があります。そのうち、霊柩車も様々な種類があり 車種によって金額の差が生じます。 近年ではお宮の付いていないタイプの霊柩車が支流となっているため 皆様もきらびやかな霊柩車はあまりご覧になってないのではないでしょうか。 故人がお勤めされていた会社の関係より車種を限定しなければならないケースもありますが、 故人様が車に対してこだわりがないのであれば、グレードの高い外車を必ず用意する必要はありません。 もし他で見積りを取り、国産車なのに非常に高いと感じられた際はお気軽にご相談ください。
葬儀では、参列者に対して会葬供養品や香典返しなど、お渡しする品物を選定します。 もし、お渡しする品物に迷われたなら、故人様はご生前中、ご親戚や親しい知人に対しお歳暮などを お送りしていた際、いつもお渡していた品物はありませんでしたか?
思い返してみると、「そういえば・・・」というものがあるかもしれません。 特に、こだわりがないということなら、 最近ではハンカチ・タオルといったものより、和菓子・洋菓子といった品物が多く利用されています。 また、「当日返し」といって頂いた香典のお返しを通夜や告別式の当日、一律で同種の品物をお渡しするケースが増加しています。 当日返しを採用した場合、参列者が多い際はその日に香典返しをお渡し出来るので高額者以外、後々の住所整理が省けたり、 送料が軽減できるメリットはありますが、 香典高額者には、それだけでは事足りませんので49日法要や50日祭などの後、香典返しをお送りすることになります。 したがって、葬儀に一般の参列者をお呼びになるかが、お香典の当日返しをする、しないについての判断の1つになるかと思います。
メールの場合、御返信までお時間をいただきます。